2005年6月 2日(木) 10:27

雷が落ちた話

雷で思い出しました。
雷をよける夫

十年ほど前、東京に住んでいた頃、我が家に雷が落ちたことがあります。
言葉の比喩でなく、本当に我が家に落ちました
五階建てのマンションの三階で、屋上には避雷針っぽいのもあったのに。

ちょうどその日はお休みで家にいたのですが、昼過ぎから雨足が強くなり、次第に雷鳴が轟くようになりました。
いつにも増して近いところに落ちていて、ゴロゴロというよりはドカンドカンという感じでした。
恐怖は感じませんでしたが、やたらうるさくて喋っている声も聞き取りにくいほどでした。

それもだんだん遠くなっていって安心していたら、突然家の周りが真っ白に光って、バチン!とベランダの柵が大きな音を立てました。
一瞬だったはずですが、脳みそが混乱しているのかずいぶん長い間その白い光に包まれていた気がします。

白い光がなくなって視界が戻ってきたころ、うちに雷が落ちたとようやく認識しました。

映画やドラマで見るみたいに、バチバチと音を立ててアンテナのケーブルを火花が通ってきました。
次の瞬間テレビがバシュンと音を立て消え、その隣で3台稼働していたパソコン(当時パソコン通信のホストをやっていた)が端から順にバシュバシュと落ちていき、その後にそれぞれに繋がっていたモデムからモワモワと煙が上がりました。

驚いてベランダに出てみると、BSアンテナが黒こげになっていて、ここに落ちたのだと分かりました。

幸いテレビとパソコンは無事でしたが、モデムは全てお亡くなりになりました。
もちろんBSアンテナもダメでした。

あの白い世界を体験すると、マンガやアニメで雷が落ちて人の骨が透けてバチバチなるなんてことはあり得ないなと思います。

少なくとも、しゃがんでお尻を突き出したところで何の役にも立ちません。