2006年3月30日(木)

ひとまず終了

病気自体は「はい、完治」とはなっていないのですが、これから定期的に検査を続けて再発や転移がないことを確認していきます。
しばらくは一ヶ月毎のようです。

薬は、術前から飲んでいるデパケンというけいれん止めを飲み続けています。
しばらく様子を見るようで、昨日は「二年ほど飲み続けて様子見ましょう」とかいわれました。面倒ですが仕方ないですね。

腫瘍がなくなって初めて、「咳をして頭痛がするのは正常でない」と知りました。
改めて意識したのは腫瘍が分かってからですが、少なくともここ数年は咳やクシャミをすると頭痛がしてました。
ほとんどは軽いものでしたが、たまに「いたたたたた!」と頭を抱えるほど痛いことがありました。
その時は咳が出ているということは風邪ひいてるわけで、風邪ひいてるんだから頭も痛くて当然と思ってました。
が、腫瘍がなくなると、咳程度で頭が割れるほど痛くなったりはしないんですね。思えばあれも脳腫瘍の症状だったのでしょう。

<現在の状況まとめ>
▼左足の先がしびれている
 スリッパが勝手に脱げるようなことはなくなりましたが、机の下でスリッパが脱げちゃった時、見ずに履くのは困難です。実際困ってるのはその程度で、歩いたり走ったりするのには支障ありません。
 ジワジワーッと治ってる気がしますが、私が慣れただけかも。
 昨日の診察では「左足首から下なら分かるけど、脳の障害でそんなピンポイントな症状は出ない」とのこと。血管の障害が第一に考えられるけど、カテーテルを入れたのは右側なので左は関係なし。結局、よく分からないようです。

▼頭が痛い時がある
 ズキンと痛む時がありますが、昨日も書いたように神経や血管や筋肉が再生しているのが原因とのこと。一年くらい続くかもと言われました。
 あまりに痛い時にはロキソニンで退治。

▼頭の感覚が鈍い
 頭頂部を中心に、頭の感覚が鈍いです。
 痒い時に掻いても、痒みは治まりますが爽快感が全くありません。シャンプーも同様です。
 ブラシを当てる時の力のいれ具合が分かりにくく、痛いことが結構あります。
 これも数年続くと言われました。

▼頭の形はまだ正常
 今のところまだ頭は変形していないですが、一年くらい経つと手術部がペコペコと凹んでくるとのこと。
 髪の毛があれば外見では分からない程度らしいですが、一気に凹むわけでないでしょうし、ブヨブヨしてき始めた時にはすごく不安になると思います。
 要・心の準備。

▼右耳の周りがハゲてる
 医者によって原因が「手術時のレントゲンの放射線」だったり「血管を閉塞して養分が回らなくなっているため」だったりいまひとつハッキリしませんが、禿げてツルツルです。
 最初の頃はホントにショックで今のところ帽子をかぶったりしてますが、正直なところほとんど鏡を見ない私にとってはどうでもよくなってきてます。他のとこの髪が伸びてきてあまり気にならなくなってきたのかも。
 どの医者も「多分治りますよ。全部かどうか分からないけど」と言ってくれているので、その“多分”に期待。

▼結局のところ、健康体
 別に何か制限されてるわけでもないですし、ハゲ以外はいたって健康です。
 左足のしびれも見た目には全く分かりません。
 手術部の髪がまだ薄いですが、順調に伸びてるようです。

▼期待はずれ
 数年も私に寄生していた大きな腫瘍がなくなるのだから、術後はスッキリして頭の回転が速くなったり、超能力が宿ったりするかと期待していたのですが、微塵もその兆候はありません。
 むしろおバカになった気がする。


そんなわけで脳腫瘍の件は一応落ち着きましたので、今後経過観察時に何か書くかもしれませんが、とりあえず“脳腫瘍闘病記”カテゴリーの更新はしばらくお休みということにします。
別にこうして切る必要はないのですが、気分的に落ち着きませんので。

何でもそうですが、乗り越えてしまうとその時の苦労や苦痛は忘れてしまいますね。
今は桜の花見どこに行こうか、とか、子どもたち大きくなってお弁当箱小さくなったから新しいの買わなきゃ、とかそういう普通の話ばかりしています。
約二ヶ月、この当たり前の日々を待ち望んでいました。

たくさんの応援メール・コメント、ホントにありがとうございました。一つ一つお返事出来なくてすいませんでした。
同じ病気で悩まれてる方もおられるようですが、ぜひ乗り越えてください。

2006年3月29日(水)

紙ふうせん


とんかつ屋さんのお子さまランチのおまけの紙ふうせん。


頭がフーゥとなるそうです。
トリップしちゃうということでしょうか。

定期検診

ひさびさの大学病院です。経過観察のために来ました。

採血と問診をされて、処方箋を出してもらいました。

採血の人に、二の腕を指して「こんないいものがあるのにスポーツしてないのはもったいない」と言われました。
それくらいいい筋肉の付き方をしてるらしいのですが、そんなの言われたのは初めてですし、腕っぷしときたらホントに弱々で、学生時代もクラスで一二を争う弱っぷりだったのですが…。

問診では、最近たまに激しい頭痛がするのですが、神経や筋肉が再生しているのが原因と言われました。
しばらく続くとのこと。あぁ。

耳のハゲは、今日は、血管を詰めたからではないかと言われました。(前は別の医者から手術時の放射線のせいかもと言われた)
そのうち血管も再生してこちらも治るはず。

けいれん止めの薬は二年くらい飲みましょうとのこと。
そんなに?!

次回診察はひと月後。



2006年3月23日(木)

いよいよ退院(硬膜動静脈瘻)

最初のMRIから始まり、脳腫瘍の手術入院から続いた入院生活もいよいよ今日でおしまい。
フレーム痕も消毒されて絆創膏を貼られ、あとは会計待ちの状態です。

切除した結果が見た目にすぐ分かる脳腫瘍とちがい、硬膜動静脈瘻は経過観察の必要があり、そのスパンも1年単位という長いものになります。
なので今回の結果が分かるのも一~三年後になりますが、いい方向に進むといいと思います。
ただ、昨晩から頭の表面全体の感覚が鈍くなってるのが気になります。副作用かな?

もう入院なんてしたくないですが、そんな中でよかったことを挙げれば、妻と二人で話す機会が増えたということでしょうか。
元々会話のない夫婦ではなかったですが、普段だとたんぽぽや南斗が邪魔してきますから、二人きりで話せたのは新鮮な気持ちになりました。内容は子供たちのことばかりでしたけどね。

あと、やっぱり保険のありがたみを実感したのは大きかったですね。
最初の個人病院で10万、大学病院で108万かかりましたが、アフラックの傷害保険から81万円出ました。
社会保険から高額医療分の返還もこのあとありますが、それを合わせても結局治療費+生活費くらいにしかなりません。

でもやはり失ってしまった時間は大きく、間にあったたんぽぽの誕生日は丸ごとすっ飛んでしまいましたし、ひな人形も出さずじまいでした。
これから少しずつ取り返していきたいと思います。

あー、疲れた。

2006年3月22日(水)

手術終了(硬膜動静脈瘻)

手術終了しました。
フレームも外されて、今は血が吹き出ないように圧迫中です。

フレーム外したら痛くないと聞きましたが、私は小一時間もんどりうっていました。
ロキソニンを二錠飲んでようやく落ち着きました。

やれやれ、やっとひと通り終わったわい。



フレーム装着(硬膜動静脈瘻)

フレーム装着終わりました。
ただいま検査結果を元に治療計画をたてています。出来次第ガンマナイフに入ります。

このフレームの四隅はネジ留めされています。右上のネジがとても痛くて「痛かったら言って下さい」と言われていたのでそう言っているに、何もしてくれません。ぷんすか。

麻酔をいっぱい使われたのでネムネムです。おやすみ。



点滴開始(硬膜動静脈瘻)

造影剤用に太い針を刺しているので痛いです。
さきほど手術着に着替えました。

起床後頭痛と吐き気に襲われましたが、吐き気は水分を摂ったら治まりました。
頭痛は一時間ほどで落ち着きましたが、なんだったんだろう。緊張してるのかな。もんどりうってたくらい痛かったです。

脳腫瘍の時よりドキドキしてる気がしますが、今回は心電図は付いてないのでバレませんでした。

2006年3月21日(火)

今後の予定(硬膜動静脈瘻)

病院に戻りました。
戻ったというよりは、やっと入院したという感じではあるのですが。

例によって、今後の予定です。

3.21(Tue)
18:00 夕食

21:30 消灯、以降絶飲食

3.22(Wed)
06:00 起床

07:00 点滴開始

09:40 処置室に移動。局所麻酔後フレーム装着。※ピンでネジ止め

10:00 MRI検査

11:00 脳血管造影検査(カテーテル)※腕から入れる予定

不明 ガンマナイフ治療(照射)

不明 治療終了。フレーム除去。ピンの痕を塞ぐため小一時間頭グルグル巻きらしい。

18:00 普通に夕食

21:30 消灯

3.23(Thu)
06:00 起床

07:00 検温

07:30 朝食

朝 消毒

消毒後 退院

おしまい。
入浴は当日からも可だけど洗髪は退院翌日より可。


苦痛なのはフレーム装着ですね。顔に金属フレームを付けるわけで。(→参考(中段くらい)
フレームを付ける自体よりも、麻酔の注射が痛そうです。

カテーテルも今回は腕になりそうということで、これまで三回、足の付け根からしか入れたことないのでどうなることか。

ガンマナイフ自体は、「治療中聴けますのでお好きなCDをお持ちください」とあったほどで、痛みも何もないようですし、ただ寝転がってるだけですので楽でしょう。

CDは真下サントラ・室井サントラと、先日買ったクラシックCDの惑星・ローマ三部作・イーゴリ公の計五枚を持ってきました。
まだどれにするか決めてませんが、クラシックの方が落ち着けていいかな。

ワンワンとあそぼう

NHKのいないいないばぁに出てくるワンワンのショーに来ました。
立ち見も出るほど超混みです。

来ると決めた昨日からたんぽぽは大興奮で、家でも「ワンワンパラダイス」を何度も踊っていましたが、今日の一発目がこれで興奮も最高潮でした。
狭いところに詰め込まれて暑かったけど、来てよかったです。

病院には17時に戻ります。

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月日は経てども

月日は経てども、壁の落書きはそのままです。

他人は「アートじゃん」と言ったりします。
私もヨソの家ならそう言うでしょう。



2006年3月20日(月)

入院(硬膜動静脈瘻)

本日午前中、入院しました。

脳腫瘍でのカテーテル検査で見つかった硬膜動静脈瘻を、ガンマナイフという定位的放射線治療で処置するための入院です。

本来は脳腫瘍とは無関係なのですが、発見された経緯が脳腫瘍絡みだったことや、ガンマナイフ自体は実質一日の処置で終わるため、同一カテゴリーに入れちゃいます。

ガンマナイフ患者は無条件で個室に入るのだとかで、広い部屋に差額ベッド代無料で入りました。
が、今日入院したのは明日が祭日だからという理由だけでして、採血やレントゲン・心電図の検査後は午後から明日いっぱい何もなかったので、すぐに外泊許可を貰って出てきちゃいました。夜は自宅で過ごしています。
明日の夕方戻ります。

はるりんさんからご質問のあった足のしびれですが、手術後から全く変わらず続いています。
スリッパが履きにくいだけで、別に歩行が困難というわけでもないですし、片足立ちだって普通に出来ますのであまり支障はないです。

ちなみに今回のガンマナイフは、自己負担額25万円+αだそうです。




2006年3月19日(日)

おてがみ

たんぽぽからお手紙を貰いました。

四角のシマシマは電車だそうです。

文字っぽいものは「遅れないように早く病気を治してください」(本人談そのまま)と書かれているそうです。

普段は全然知らないような顔してるのにね。