2006年3月30日(木) 11:34

ひとまず終了

病気自体は「はい、完治」とはなっていないのですが、これから定期的に検査を続けて再発や転移がないことを確認していきます。
しばらくは一ヶ月毎のようです。

薬は、術前から飲んでいるデパケンというけいれん止めを飲み続けています。
しばらく様子を見るようで、昨日は「二年ほど飲み続けて様子見ましょう」とかいわれました。面倒ですが仕方ないですね。

腫瘍がなくなって初めて、「咳をして頭痛がするのは正常でない」と知りました。
改めて意識したのは腫瘍が分かってからですが、少なくともここ数年は咳やクシャミをすると頭痛がしてました。
ほとんどは軽いものでしたが、たまに「いたたたたた!」と頭を抱えるほど痛いことがありました。
その時は咳が出ているということは風邪ひいてるわけで、風邪ひいてるんだから頭も痛くて当然と思ってました。
が、腫瘍がなくなると、咳程度で頭が割れるほど痛くなったりはしないんですね。思えばあれも脳腫瘍の症状だったのでしょう。

<現在の状況まとめ>
▼左足の先がしびれている
 スリッパが勝手に脱げるようなことはなくなりましたが、机の下でスリッパが脱げちゃった時、見ずに履くのは困難です。実際困ってるのはその程度で、歩いたり走ったりするのには支障ありません。
 ジワジワーッと治ってる気がしますが、私が慣れただけかも。
 昨日の診察では「左足首から下なら分かるけど、脳の障害でそんなピンポイントな症状は出ない」とのこと。血管の障害が第一に考えられるけど、カテーテルを入れたのは右側なので左は関係なし。結局、よく分からないようです。

▼頭が痛い時がある
 ズキンと痛む時がありますが、昨日も書いたように神経や血管や筋肉が再生しているのが原因とのこと。一年くらい続くかもと言われました。
 あまりに痛い時にはロキソニンで退治。

▼頭の感覚が鈍い
 頭頂部を中心に、頭の感覚が鈍いです。
 痒い時に掻いても、痒みは治まりますが爽快感が全くありません。シャンプーも同様です。
 ブラシを当てる時の力のいれ具合が分かりにくく、痛いことが結構あります。
 これも数年続くと言われました。

▼頭の形はまだ正常
 今のところまだ頭は変形していないですが、一年くらい経つと手術部がペコペコと凹んでくるとのこと。
 髪の毛があれば外見では分からない程度らしいですが、一気に凹むわけでないでしょうし、ブヨブヨしてき始めた時にはすごく不安になると思います。
 要・心の準備。

▼右耳の周りがハゲてる
 医者によって原因が「手術時のレントゲンの放射線」だったり「血管を閉塞して養分が回らなくなっているため」だったりいまひとつハッキリしませんが、禿げてツルツルです。
 最初の頃はホントにショックで今のところ帽子をかぶったりしてますが、正直なところほとんど鏡を見ない私にとってはどうでもよくなってきてます。他のとこの髪が伸びてきてあまり気にならなくなってきたのかも。
 どの医者も「多分治りますよ。全部かどうか分からないけど」と言ってくれているので、その“多分”に期待。

▼結局のところ、健康体
 別に何か制限されてるわけでもないですし、ハゲ以外はいたって健康です。
 左足のしびれも見た目には全く分かりません。
 手術部の髪がまだ薄いですが、順調に伸びてるようです。

▼期待はずれ
 数年も私に寄生していた大きな腫瘍がなくなるのだから、術後はスッキリして頭の回転が速くなったり、超能力が宿ったりするかと期待していたのですが、微塵もその兆候はありません。
 むしろおバカになった気がする。


そんなわけで脳腫瘍の件は一応落ち着きましたので、今後経過観察時に何か書くかもしれませんが、とりあえず“脳腫瘍闘病記”カテゴリーの更新はしばらくお休みということにします。
別にこうして切る必要はないのですが、気分的に落ち着きませんので。

何でもそうですが、乗り越えてしまうとその時の苦労や苦痛は忘れてしまいますね。
今は桜の花見どこに行こうか、とか、子どもたち大きくなってお弁当箱小さくなったから新しいの買わなきゃ、とかそういう普通の話ばかりしています。
約二ヶ月、この当たり前の日々を待ち望んでいました。

たくさんの応援メール・コメント、ホントにありがとうございました。一つ一つお返事出来なくてすいませんでした。
同じ病気で悩まれてる方もおられるようですが、ぜひ乗り越えてください。