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再入院

本日午後、再入院しました。

今日から南斗を保育園に預けて、再入院は妻と二人で静かに来る予定にしていたのですが、南斗が保育園で熱を出してしまいドタバタの中での入院となりました。
もっとも、私の方は私の方で、荷物を置いた途端に休む間もなく検査に引っ張り回されて、夕方になってようやく落ち着いた次第で、どうあってもドタバタの入院となったようです。

なぜいきなり検査に行ったかというと、手術の時の輸血を自己輸血とするために血を抜いてもらう必要があったためです。
検査でも異常がなかったので、しっかり400cc抜かれました。
この自己輸血で合計800cc確保するため、また他の人の手術のスケジュールとの兼ね合いで、手術日が2/23に延期になりました。最初から期待してなかったけど、今月中の退院の目は完全になくなりました。

部屋は四人部屋ですが、一人あたりのスペースがとても広いです。
これなら個室はいらないなぁと思える感じ。窓からの眺めもいいです。目の前は黄金山だっけ。

さすがと言ってはいけませんが、病院の対応はしっかりしています。
どの部署に行っても連絡が行き届いていますし、看護師さんも専任で、館内設備や今後の予定なども丁寧に教えてくれました。
少し早口で聞き取れないこともありますが、顔が小さくて可愛らしい(マスクしてるので顔全部は分からないけど)ので許してあげることにします。

今これをノートで書いてますが、やはりケータイと違って推敲もしやすいですしいいですね。
手術前はベッド据え付けのテーブルは付けてくれないとのことで、椅子に座ってパチパチやってます。

前の入院はずっと病人みたいに(病人なんだけどさ)一日中パジャマとスリッパでベッドに寝転がってましたが、ここではもう少しシャンとしていられそうです。
ただ、寝転がってDVD見るには難しいですね。ポータロウは画面小っちゃいし。

妻がナーバスになっています。
たぶんカテーテル以外は、待っている妻の方がずっとずっと大変だと思います。(カテーテルだけは私も辛い)
こんな身体の弱い旦那で申し訳ない。

2006年2月 3日(金)

一時平穏な日々

一気に普通の日常に戻りました。
前の病院で一通り検査もしていて、あれ以上することは何も無いので、13日に入院するまで大学病院に行くことはありません。
9日に書類上の問題で前の病院に行く用事がありますが、それ以外はごくごく普通の日々です。

朝晩薬を飲む以外は何もありません。
一時激しかった頭痛も、昨日今日はかなり軽減されていて、今日はロキソニンの服用をやめました。

「突然倒れたりしたら困るなぁ」という恐怖はありますが、考えたところでどうしようもないし、多分そんなこともないでしょう。

そんなわけで、この“脳腫瘍闘病記”カテゴリーは入院までお休みです。

応援メッセージありがとうございます。
先日も書きましたが、一つ一つお返事できませんがとても励みになっております。

ところで、以前書いた反対側にも何かあるんじゃ?という話は、私の勘違いでした。
何かあるように見えたのは見間違いでしたし、「左にあるはずなのに右が痛い」というのも、そもそも腫瘍が右側にあった、という間違いでした。写真が反転しているのでよく分からなかったんですね。
早速一つ笑い話になりました。
この調子で一つずつ笑い飛ばしていこう。

2006年2月 2日(木)

最大の謎

今回何故この脳腫瘍が発覚したのかというと、更新日記の1/19付にも書きましたが、仕事してたら突然全身しびれてちゃんと動かなくなり、それにビックリして病院に行ったことからでした。
実はその時も、症状を話しても「脳が原因とは思えないんですが、念のためにCTスキャンでも撮っときましょうか」くらいで、問診では脳に異常があるなんて思われなかったのです。

結局CTスキャンに陰が出て、MRIで脳腫瘍と確定。そして今日に至るわけですが、その発端となった全身のしびれに関しては、今もって原因不明です。
前の病院のお医者さんは「虫の知らせでしょう」などと非科学的なことを言っていましたが、大学病院で聞いても「今回の腫瘍とは関係ないです」と言われました。こちらは非科学的な結論は好きでなかったらしく、何やら長々と推論を話してくれましたが、この先生やたら声が小さくて何言ってるかよく分かりませんでした。

身体のしびれはあれ以降起きていません。だから余計に検証出来ません。

心当たりはあります。
その前日に、たんぽぽと南斗が突然家中に落書きした事件です。(2006.1.19の日記参照(実際は1/18の事件です))
たんぽぽはもうすぐ4歳になろうかというのに、今までしたこともない油性マジックでの大落書きをしたのです。
普段は温厚な私(妻が主に叱り役なので私はなだめ役になる)ですが、この時ばかりは火がついたように怒りました。数時間たんぽぽを叱りつけ、憤慨しながら落書きを消せるだけ消し、どうやっても消えない壁の落書きに脱力したのでした。
この時頭に血が上ったのが、身体のけいれんという訳の分からないものを引き起こしたのではないかと思っています。

その数日前から、突然たんぽぽが泣きだし「たんぽぽお嫁行かなーい!パパとずっと一緒にいるー!」と私に抱きついてきたり、なんとも不思議な不安定さを見せていました。
虫の知らせというなら、その虫はたんぽぽや南斗に教えてくれ、それを私に伝えるためにあんな暴挙に出たのではないかと思います。

結局、あんなに大きな腫瘍ですが、何一つ症状の出ない状態で発見され、ついでに硬膜動静脈瘻まで見つかりました。(硬膜動静脈瘻の方は当初見解より大変らしいのですが、またそれは別の話で)
症状が出てからでは今のように悠長に言ってられません。

実は今月中旬に岡山のおもちゃ王国に遊びに行こうと計画していて、宿まで確保済みでした。
この帰り道に、鷲羽山ハイランドという絶叫系テーマパークに寄って、人生初のバンジージャンプをしようと企んでいました。
こんな腫瘍がある状態で飛んでいたら、人生初でさらに人生最後のダイビングになっていたかもしれません。
妻にその話をしたら「ひぇぇぇぇ」と悲鳴を上げていました。

そんなわけで、なんだかよく分からない力に導かれて、今回の腫瘍が発見されたという話。

2006年2月 1日(水)

髄膜腫画像

私の髄膜腫について、どういう状況かを一番よくご理解いただけるのはやはり写真を見て頂くことかと思います。
本日広島大学病院への移動中の車内でMRIフィルムを撮影した物ですが、私自身の記録のために、そして同様の症状になってしまった方への参考に、アップしておきます。

リンク先も、いきなり画像がババーンと貼られたりはしてませんのでご安心下さい。
脳腫瘍画像へのリンクページ

バカでかい腫瘍がすぐ分かると思います。
こんなにでかいのがあるのに、障害が何も出ていないというのは本当にラッキーなことなんだそうです。出来た場所がいいのだとか。

これだけ見るとポロッと取れそうなんですが、場所が場所だけに簡単にはいきませんね。
何度か書いてる“静脈とくっついてる”ところは、アップした写真には写ってません。

今後の日程

先ほど広島大学付属病院から帰ってきました。

入院・手術共にここで行う予定で、再入院は2/13(月)です。
手術は2/20(月)です。

少し時間が空いたので、明日からまた仕事に行きます。
サイトの更新も少しだけ再開です。

今回も個室に入ろうと思っていたのですが、最低でも一日8500円もかかるということで、断念するかもしれません。
高すぎるよ。



2006年1月31日(火)

急展開/転院します

昨日からの流れを書きます。

まず昼間、主治医から手術についての説明をされました。
今までされた説明と殆ど変わりません。
・血管を閉塞して、腫瘍へ繋がる血を止める
・腫瘍を取る

しかし、初めて聞いたのがこれでした。
・腫瘍の端っこが静脈にかかっていて、その部分は無理に摘出するより腫瘍を残した方がいい。そういう方針で行く。
・骨にもかかっているので、骨は人工骨になる。
・病理検査に一週間くらいかかる。これでホントに良性か悪性か、成長スピードなどが分かる。

一通り十分説明を聞いて納得したので、同意の意思を伝えました。
あとは手術を待つだけとなりました。

が、ここでなんとも劇的なことが起こります。
妻宛に、知らない医者から電話がかかってきたのです。
内容は以下の通り。

・自分はあの病院に非常勤か何かで出入りしている医者である。普段は某大病院に勤務している。
・今回の手術はかなり大変な手術である。(腫瘍の大きさ・位置など)
・総合病院でないと、脳以外に何かあったときに瞬時の対応が出来ない。
・麻酔専門の医者がいない。
・大きい病院なら、腫瘍摘出時その横で簡易的な病理検査が出来る。万が一悪性だった場合に迅速な対応が出来る。(悪性だったら静脈だのなんだの言ってられない)
・主治医(執刀医)が若い。

特に今の病院がよくないということではない(今まで医療ミスがあったとかいうこともない)のですが、直径6cmはあろうかという頭頂部の腫瘍を摘出するには、少し心許ないということのようです。

わざわざヨソの病院の人が心配してかけてくるくらいですから、異常なことであろうと思います。

それ以前に、もし全摘出出来ない腫瘍であるとすると、私はこいつと一生付き合っていなければいけないということなります。
今はよくても、今後悪性に変わる可能性だってあるでしょう。
それを考えると、個人病院よりは大きな病院の方が安心です。

今までもセカンドオピニオンを受けようという気持ちはあったのですが、費用的な面と「とっとと終わらせたい」という気持ちで今の病院にお任せし続けました。
それは前提として「摘出したらおしまい」ということであったので、一生付き合うというならまた状況は変わってきます。
幸いにして、こんなに大きいのに「一分一秒をあらそうような状況でない」ということなので、ここはじっくりセカンドオピニオンを受けようと思います。
手術直前のキャンセルで私の心も大いに揺れました(簡単に書いてるけど、壁に頭を打ち付けたいほど悩んだ)が、そうと決めてしまえば早いものです。
セカンドオピニオンというか、完全に転院ですね。

さきほど退院してきました。今は家です。
主治医も親身に対応してくれ、自分が懇意にしている大学病院の脳専門のお医者さんに紹介状を書いてくれました。
明日大学病院へ行く予定です。

ちなみに、入院・検査費用は個室代除いて11万円でした。
これに保険が下りるかどうかはやっぱり大きな問題でした。今回は検査だけで退院してしまったので検査入院扱いで、一銭も保険が下りないそうです。
4万くらいは雇用保険から補助出ますけどね。

大学病院で手術を受ける場合、2/20頃の手術になりそうだとのこと。

続きを読む "急展開/転院します"

転院についての補足

転院は、看護師の対応の件とか昨日書いた面会時間の件は全く関係ありません。

この病院のせいではないです。

ちょっと今は書けないので、退院して家に帰ったら書きます。
割と劇的なことがありました。

2006年1月30日(月)

休止

一旦この日記を休止します。
多分病院変えます。

全然違う

今までいた三階の看護師と今いる二階の看護師は全然ちがいますね。
さすがにICUなどあって命に直接かかわるところだけあって、何から何までハッキリしてます。
ベッドを数ミリ動かすのも勝手にやっちゃダメと言われました。

それはいいのですが、二階は面会時間が一日二時間だけと非常に短くなっています。
看護師からも守るようにと釘を刺されました。
これは困ります。

たんぽぽが寂しくなってもいつでものんびり来られるようにと個室にしたのに、これでは意味がありません。
さて、どうしよう。

ただいま、室井SPのシナリオ本を読んでます。
心臓のエコーを取るって言われたけど、何時からかな。



個室に移動

手術の説明が終わり、個室に移動してきました。

ソファーもあって広いです。

手術の詳細を聞きましたが、残念ながら100%摘出は難しいそうです。
頭の真ん中を走る静脈に腫瘍がかぶってしまっているそうで、その部分は残すことになりそうです。
いつかまた、その残した腫瘍が大きくなったら入院しなければいけませんが、その期間については、摘出後の病理検査で分かるそうです。
全摘出出来ると思って喜んでたんだけどなぁ。



い、痛い…

腫瘍のところがズキンと痛んで夜中に数回目が覚めました。
今までこんなことなかったので、かなり進行している気がします。

今日は手術までの流れなどについて主治医から説明のある日です。
「ご家族の方も呼んでください」とのことで、妻だけでなく実家の母もきます。

個室への移動は午後になるようです。

2006年1月29日(日)

再入院

再入院しました。

たんぽぽは「ちょっとだけよ」「一個(一日)だけね」と、早く退院して欲しそうにしていました。
別れるときには「うわぁぁん!パパに会いたーい!パパがいい!」と号泣しながら帰っていきました。
明日は誕生日というホントなら嬉しいはずの日にこんな辛い思いをさせて、本当にかわいそうなことをしました。

病院は個室のはずでしたが、急患が入ったとのことで、今日は前の普通部屋です。
どうも、私のために別途部屋代のかからない個室を用意してもらっていたようで、それでは申し訳ないので普通の個室にしてもらうようにお願いしました。
明日から個室の予定です。

例の対応の悪さの件は、本当に院内で話し合いがもたれたとのことで、婦長始めいろんな看護師さんに会うたび謝罪されます。
これだけ意識してくれるなら、かなり安心です。

頭の方は、かなり調子悪いです。ロキソニン飲んでます。
ステロイド系の薬も処方されているのですが、飲むのに躊躇しますね。でも薬手帳に「勝手に服用を中止しないこと」とあるので飲みます。
写真は、昼間公園で遊んだ時のもの。
いつもは当たり前の時間で、当然翌週も同じ時間を過ごせるものと思ってきたのですが、こういう時間がホントに幸せな瞬間なんですね。
いつもその気持ちを忘れないようにしようと心がけてきましたが、今こういう状況になって、より強くそう思います。

そんなわけで、今日は個室じゃないので、これにて。




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