腫瘍、大きくなった疑惑

脳腫瘍闘病記

月曜日に受けられなかったので、本日髄膜腫のMRI検査をしてきました。

結果「確定では無いけど、腫瘍がおおきくなっている可能性あり」。
確定させるために、また八月に再検査します。
写真を比べるには、断面の画角が微妙に違っていて比較しにくいのだそうです。
なので再検査の結果、大きくなってるように見えるけど気のせいだった、ということになるかもしれません。

確かにMRIの機械が新しくなっていました。
以前よりだいぶ小型化されてましたし、ベラベラ喋るようになりました。
小一時間かかることもあり以前は検査中はグースカ寝ていたのですが、今回は「次のスキャンは30秒以内に終わります」とか「15分かかります」とかいちいち言うのでその都度目が覚めます。
次は音声OFFにしてもらおう。出来るか知らないけど。
そんな感じで、機械が新しくなったら画角が変わっちゃったのでしょうか。そんなことあるのか、医療機器に詳しくないので分かりませんが。

術前から分かっていた通り、私の腫瘍は血管に癒着していて切り離すことが困難なため、また良性でもあるので全部は取らずに一部は残った状態になっています。
いつかは分からないけど大きくなったらまた取りましょうということになっていました。
なので大きくなること自体は想定内です。ただ、もう少し先の話だと思っていました。

今までずっと「前回と変わらず」という診断で、「経過観察は三四年おきでいいよ」と言われて三年ぶりに来ましたが、初めて異変を告げられました。
いずれにしても、今の時点では急を要するほどのサイズではないとのことです。
たまに頭が重くなるので心配していましたが、そっちはまた気のせいかな。

そんなことより、どうやら脳外の医師が前と変わったみたいで、私に合いません。
「ご存知でないかもしれませんが、実は腫瘍は手術で全部取り切れてなくて、残ってるんですよ」と言われて、あ、この人駄目かもと思いました。
腫瘍が残っているという情報は、私から前回当時の先生に伝えてカルテに追加してもらったのです。(定期検診と再カテーテル検査検討
話しても何だかフワフワしているし自信無さそうだしカルテ書くにもモタモタしているし、今ひとつ信頼出来ません。
前は物言いもハッキリしていて、機材を自分の手足のように使いこなしていたし、かなり信頼出来る人だったのですが、今の先生は全く逆です。
前は曜日によって医師が違っていたのですが、今は全曜日同じ人なので変えられません。
半年後、どうなってるか再確認します。機材の操作のマスターくらいしといてくれるといいのですが。

前に担当してくれた閉院した恵比須町病院から来た先生はどこへ行ってしまったのか、名前で検索したところ、メモリードの葬儀案内のページのキャッシュが見つかりました。
同姓同名の別人でなければ、どうも前回の検査から一年後くらいに亡くなられたようです。
あなたに引き続き診てもらいたかったです。柴山先生。
私と同い年くらいだったのに。

柴山先生ともう一人いた方は、今は長崎大学病院にいるようです。
私は長崎大学病院と合わなくて転院してきたので(検査結果と転院)、いまさらちょっと戻りにくいですね。
とりあえず様子見します。手術が必要となったら考えよう。

今回の医療費は二回に分かれてしまっていつもと比較出来ませんが、1680円+8700円でした。
前回のMRI費用が安かったのは、造影剤を使ってなかったからのようです。
何故造影剤を使わなかったのか聞いてみたら、何年か前に造影剤の安全性に問題が出たことがあって、それで避けたのではないかと今の先生は言ってました。

冒頭に書いたとおり、次回は八月に再検査です。

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